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収骨の方法やマナーとは?知っておきたい納骨との違い

収骨

火葬のあと、遺骨を骨壺に入れることを収骨と言います。

収骨には独特の作法があるので、いきなり立ち会うと戸惑ってしまいます。

やり方やマナーなどを知っておくことで、落ち着いて臨むことができます。

収骨と納骨は同じ「おさめる」でも大きな違いがある!骨壺には収骨し、お墓には納骨する

納骨と収骨

「納める」と「収める」はどちらも「おさめる」と読み、何かのなかに入れるという意味で用いられます。

しかし「納める」を用いた納骨と、「収める」を用いた収骨はまったく違うものであるので、注意が必要です。

納骨と収骨の違いは、火葬場で火葬したあとの遺骨を入れる、入れ物の違いです。

火葬した直後の遺骨を入れる入れ物は骨壺で、骨壺に遺骨を入れることを収骨と言います。

これに対しお墓に設けられた収骨室であるカロートに遺骨安置することが、納骨と呼ばれています。

収骨の方法は東日本では全てを収骨、西日本では一部のみを収骨するのが一般的!用いられる骨壺のサイズも違う

骨壷のサイズ

収骨する方法には火葬場で火葬したあとの遺骨をすべて拾う方法と一部の骨だけを拾う方法の、2つの方法があります。

遺骨をすべて拾って骨壺に入れる方法は全収骨と呼ばれ、東日本で一般的に行われている収骨のやり方です。

これに対し西日本では一部の骨だけを拾って骨壺に入れるやり方で、収骨するのが通常となっています。

東日本と西日本では収骨方法にこのような差があることから、広く用いられる骨壺のサイズも異なっています。

東日本では7寸の骨壺、西日本では6寸の骨壺が用いられることが多くなっており、7寸の骨壺のサイズは高さが25.5センチメートル、直径が22.0センチメートル程度なのに対し、6寸の骨壺のサイズは高さが20.5センチメートル、直径が18.0センチメートル程度と、一回り小さなものとなっています。

収骨では箸渡しは橋渡し、三途の川を渡る手助けをする、大切な作法

三途の川の橋渡し

収骨はお箸のような2本の棒を使用して行います。

2本の棒は骨上げ箸と呼ばれ、1人が1本を持つので2人1組で収骨します。

食事のさいにお箸で食べ物をつかむ要領で遺骨を拾い上げていくのですが、遺骨を拾い上げた人がそのまま骨壺に納めてはいけません。

必ず骨壺に入れる前には遺骨をつかんだまま、他の人に骨上げ箸を渡す必要があります。

この作法は箸渡しと呼ばれ、あちらの世界に行くさいに渡らなければならない三途の川の箸渡しをすることを意味しているとされています。

収骨で遺骨を落としてしまっても慌てないでOK!係の人の指示に従ってやり直して

骨を落とした

収骨は遺骨を落とすことのないよう、慎重に行うことが必要です。

しかし2人1組で行うこと、不慣れな作業であることから、誤って落としてしまうこともあります。

このような場合は慌てず、係の人の指示に従うようにしましょう。

収骨は収骨台の上に骨壺を置いて行うため、遺骨を落としてしまった場合でも収骨台の上であることがほとんどです。

そのまま落とした遺骨を拾い直す場合、落とした遺骨以外の違う遺骨を拾う場合などのやり方があるので、火葬場の係の人の指示を仰ぐようにしましょう。

収骨のマナーは足の方の骨から拾っていくこと!ただし違うこともあるので指示に従うのが○

足の方から拾う

収骨は故人との関係が近い人から、2人1組で行います。

箸渡しと呼ばれる作法で、骨上げ箸を用いて順番に収骨していきます。

足の方の骨から拾っていくのが収骨のマナーとされていますが、どの骨から拾っていくかについてはさまざまなやり方があります。

大きな骨から、とされることもあるので、係の人から指示があった場合には従うようにしましょう。

一般的に足の方の骨から拾うこととされているのは、骨壺のなかに収めたときに、生きていたときと同じようになるようにとの配慮からです。

しかし最初に歯を拾うことを風習としている地方や地域もあるので、注意しましょう。

収骨はしなくても可、宗教上などの理由による拒否を認めている火葬場がある

火葬場

火葬場で火葬にしたあとの遺骨は、お墓をはじめとするしかるべき場所に納骨するのが一般的です。

納骨をしない場合は海などに散骨するか、自分の手元に置いて供養します。

これらのいずれも行わない場合、収骨をしないで帰ることになります。

宗教上の理由やそれぞれが抱えている事情などにより、火葬場のなかには収骨を拒否することを認めているところがあります。

遺骨を持ち帰らない場合は、その旨についての確認書類に署名や捺印をすることが必要です。

また火葬が終了するまでは立ち会うこととされ、途中で帰ることは認められていない場合もあります。

収骨されなかった遺骨は、火葬場として備え付けている共同墓地のようなところに埋葬されることになっています。

このような収骨拒否ではなく、収骨をすることだけを拒否し遺骨は持ち帰る場合には火葬場の係の人にお願いして収骨してもらうことができます。

しかし収骨すること自体も供養のひとつになるので、可能な限り遺族の皆さんで収骨するのが良いでしょう。

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