15168444840EC1gEuOkk0dZGB1516844461

院殿号や院号の意味とは?最高級ランクの戒名?値段は?

戒名

院号は戒名のなかの一部で、もともとは天皇家などのみに付けられる、特別なものでした。

しかし後に寺を建立するなどの大事業をした武将などに院殿号という院号が付けられるようになったことから、しだいにお金を出せば付けることができるようになり、今に至っています。

本来は天皇家のみが使用できた院号、次第にお金で買えるようなものに

戒名の値段

院号は戒名のなかの一部で、もともとは天皇家などの特別な方が亡くなられた場合の戒名に用いられるものです。

天皇が攘夷し隠居生活を送った居住地を「○○院」と呼んだことに由来しており、最初に院号の入った戒名を付けられたのは嵯峨天皇だと言われています。

しかしその後の江戸時代に寺を建立するなどの大事業をした武将などに院殿号という院号が付けられるようになったことから、しだいに公家や武士でも大金を出せば院号が用いられるという意味に解釈されるようになります。

現代でも院号はお金で買える、という考え方が浸透しています。

院号が入ると戒名は2〜3文字長くなる!

戒名の長さ

院号の入っている戒名と院号の入っていない戒名の違いは、長さにあります。

院号の入っている戒名は、当然のことながら院号の文字数の分だけ長くなります。

戒名は院号の入っているものは院号、次に道号、その次に本来の意味での戒名部分、そして位号の順番で構成されています。

道号と戒名はそれぞれ2文字で、位号は2文字か3文字となっています。

合計すると6文字か7文字になり、これが院号の入っていない戒名の長さです。

院号の入っている戒名になると、さらに院号の文字数が加算されるため全体としては8文字か9文字、またはそれ以上となります。

知ってた?院号には院号と院殿号の2種類がある

院号の種類

院号には本来は天皇家に付ける戒名に入っている院号、天皇家以外に付ける戒名に入っている院殿号の2種類があります。

院殿号は足利尊氏の戒名に使用されたのが始まりとされており、「殿」の文字を加えることによって天皇家の戒名との区別をしました。

屋敷の名前を使用し、足利尊氏の戒名は屋敷名の等持院殿を院号として付した「等持院殿仁山妙義居士」となっています。

院殿号は天皇家と区別するという、謙遜の意味で用いられるようになったものですが、現在では院号よりも高い位に位置付けられています。

戒名のランクとしては最高級のもので、院殿号の付された戒名を付けてもらうためには新しくお寺を建立し、寄進するといった功徳が必要です。

授かるときだけではない!院号はその後もお金がかかる

院号

院号の入っている戒名は信士・信女の場合でも70〜100万円、院号が入った居士・大姉にもなると100万円以上が相場となっています。

院殿号が入っている戒名の相場はさらに高く、付けていただくためには数百万円以上を要します。

また院号が入っている戒名を付けていただくと、その後、その戒名を維持していくために多くの費用がかかることにもなります。

院号が入っているか妙を付けていただけるということはそれだけ経済的余裕があるということになり、寄付金なども多くの金額が求められるようになるためです。

院号が入っている戒名を付けていただこうと考えている人は、その後の負担も十分に考慮して決定することが必要です。

「○○院」部分を取り去ることで、院号の入っていない戒名へチェンジ

戒名のチェンジ

院号の入っている戒名は付けていただいたものの、その後の経済的負担が大きすぎてどうしても維持できないときには、院号の入っていない戒名への変更を菩提寺に願い出て、了解が得られれば変更が叶います。

この場合は戒名の中の「○○院」までの部分をそっくりとなくしてしまい、院号が入っていない戒名とします

15168444840EC1gEuOkk0dZGB1516844461

この記事を読んだ人はこちらも読んでいます

コメントを残す